産業革命以前の会社と株式会社制度についてまとめてみた
調べた動機
インターネットは産業革命のときと同じくらい社会構造を変えると言われている。たしかに、調べるのも辞書引かずにGoogleで検索するようになったし、海外の情報もすぐ手に入るようになった。でも、社会構造が変わったっていう感覚はない。お金の稼ぎ方やみんなの関心事はそんなに変わってない。だから、産業革命前の会社を調べて、産業革命後のいまとどう違うのか気になったので調べてみた。
会社事例 - オランダ東インド会社 , イギリス東インド会社
調べてみたら、有名なのが2つあった。両方とも香料を求めてアジア貿易に参入した。
要は商社だった。
詳しい実態は下記を参照して下さい。
会社実態
両社とも株式会社としての必要条件は満たしていたが、2つの問題があった。
①株式市場が未発達
株式取引所が未整備のため価格変動が大きかった。
②企業統治ができてない
インサイダー取引が頻発し、大株主による会社の私物化で株価操作を行ったりとガバナンス機能が欠如していた。
それにより反対勢力が新会社を作ったりしたが、結局、旧東インド会社と合併した。
まとめ
会社が成長を遂げる中、株式会社制度は色んな問題に直面し、会社のあり方を考えなおすきっかけになった。いまの会社制度もこれから見直されていくことが予想される。
産業革命以前の会社は今の商社と全く同じだった。結局のところ、産業革命によって社会構造が変わるというのは少し大げさかもしれない。
きちんと言い直すなら、
『1人でやってたことをみんなでやることによって出来ないことが出来るようになった。』が正しいと思う。
*みんな:機械も含む
というわけで、インターネットによって、社会構造が変わるかは懐疑的だが、今までできなかったこと(ex.宇宙旅行、VRの世界、貧しい子どもたちの援助etc..)ができるようになることは明らかだ。
メモ
産業革命期と言われている時期は、およそ50年間だった。これは、革新的な技術革新によって社会構造が変わるのに50年かかることを示している。インターネットは登場して25年だからおよそ25年後(2040年)には今と全く異なる社会構造になることを想像すると、楽しみですね。